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行動経済学「現状維持バイアス」のもっとも身近な例について

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バスの座席とか定例ミーティングの席など、毎回安定して同じ場所でないと落ち着かないことってありませんか?

行動経済学でいう「現状維持バイアス」という概念があるのをご存知でじょうか。

現状維持バイアスとは 「大きな変化や未知なるモノを避け、現状を維持したくなる」心理作用のことです。

<参考>
現状維持バイアスとは - はてなキーワード

人は、「変化」そのものを嫌い傾向があり、例えば、明日から何か新しいことを始めよう!っと思っても、なかなか腰が重く、習慣化が難しかったりします。

また、この背景には、プロスペクト理論でいう「損失回避性」が働いているからともいわれています。

この損失回避性とは、
「人は利益から得る満足度より同額の損失から得る苦痛の方が大きいと判断する」という心理作用です。

<参考>
損失回避性とは - コトバンク

先の例でいうと、新しいことを始めることで得られる恩恵よりも、それをすることによって失う時間や労力などをその恩恵よりも大きく見積もってしまい、避けてしまうことです。

このような背景があるために、現状バイアスがかかってしまいます。

最近では、そんな現状を打破するように、例えば通勤の時に毎回新しい道を歩いて新しいことへの感受性を高めてみましょうとか、何かひとつ、とても小さなことでもよいので始めてみましょうということが、言われています。

このようなことの積み重ねが自分自身の成長するきっかけになったりします。

前置きが長くなりました!

そしてここまでは、わたくし100%同意です。

異論の余地はありません。
わたしもそのように心がけて日々過ごしています。

しかしですよっ!

変化するとどうしても気持ちが悪いことってありませんか? 具体的には・・・・

・社内の食堂で、自分が毎日座っている席が、出張者によって既に座られている
・社用専用の通勤バスにて、自分が毎回座っている席が、たまたまそのバスに乗ることになった別のスタッフに座れらてしまう
・定例ミーティングでいつも座っている席に、出張者が座ってしまう

座席関係ばっかしですね!

わたしの場合、バスの例がたまにあります。

ひとつ後ろ側の席にずれるとなんだか居心地悪く、しかも片道30分くらいあるので精神衛生上極めて良くないのです。

その他の例では、わたしではないですがよく目にする光景でして、席がなくなってしまった人は別の席に座り、そこに座る予定だった人はまたべつのところにと・・・・

秩序が乱れるんですよね(笑)

確かに指定席として決まっているわけでもありませんし、その座って人をとがめるわけにもいきません。

でも、自分が新しい環境に入っていくときには、必ず最後尾、最終の行動を取るようにしてしまいますね。

言ってみたら、ある動作に入る前のルーティーンのようなもので、イチローのバッターボックスでのそれも、関取の立会い前のそれ、プロゴルファーのショットを打つ前のそれなど、気持ちを落ち着かせて、高いパフォーマンスを発揮するために重要なことなのです。

わたしにとってのお決まりのポジションとは、そんな効果があります。

どんどん変化させたほうがよいことと、変えないほうがよいことの見極め、とても重要ですね。

みなさんはどちら派ですか?

ではでは。